リタイア後の充実生活には生活リズムと時間管理が大事

長かった会社生活をリタイアしてみて、忙しかった日常から解放されて、改めて気づいたことがあります。

「時間ができたからといって、やりたかった事が十分にできるわけではない」

ということです。ここでいう内容は、結論を言えば

「やりたかったと思っていた事が実は本当にやりたかった事ではなかった」

いうことです。

会社員時代は、仕事以外に家業(農作業)があっても、十分な時間がとれずに中途半端にしていたため、もっと時間があれば。。。といつも思っていました。
ところがいざリタイアして時間ができた結果、農作業を集中してやるようになったかというと、作業は遅くなるし時間を無駄に過ごしてしまうことが多くなりました。

やる気はあるのに、なぜか「いつでも出来るから。。。」という調子で作業が非効率になってしまいました。

元々会社の仕事は続けたかったのですが、家の事情でリタイアしたというのが実情でした。
つまり家の農業はやらざるを得ないので仕方なくやっていたというのが真実です。

そうなるとだんだんやることが億劫になってしまった結果、このままではダメになってしまうと焦る気持ちが大きくなりました。

そこで何とか生活を見直そうと決心しました。

まずは、生活のリズムを作るため、時間管理を行いました。時間管理といっても大げさなことではなく、

ポイントは「自分でもできることからやる、それを習慣化する、そして自分を忙しく追い込む」

・早朝もしくは夕刻は 健康づくりのための時間をとる(散歩、運動)。
・会社員時代の就業時間内は できるだけ種々の家の仕事をスケジューリング(片付けでもなんでもいい)
・農繁期はもちろん農作業を行うが、それだけでは時間が空くので何かの勉強をする。
   ここが一番の問題で、とにかく継続するために、お金を払ってでも 参加型の講習などに参加
勉強については、有機農業、PCスキル(WEBデザイン他)、資産形成 等々、通信教育も利用してとにかく継続する機会を作ることでした。

会社員時代の自分をライバルとして中身は違えど日々の仕事量(勉強量)やアウトプットで負けないように意識しました。
できるだけ、やらざるを得ない状況を作るということがポイントでした。

もちろん生活は(収入面で)ギリギリでしたが、それよりも時間に余裕ができたにもかかわらず、何もやる気が起こらなり、「このままでは自分がダメになってしまう。。」という恐怖のほうが大きかったです。

本当にやりたいことなら自然と熱中できますが、そうでないのなら勇気をもって 自らを追い込むことが必要だと覆います。動けば何らかの結果が出てきますので、そこから次の行動や目標が見いだされると思います。

そして日々の生活が充実すれば 人生はもっと よくなる と信じています。