脳を若く保つための習慣について
中高年における健康リスクの一つに脳の衰え、認知症がありますが、高齢になるほど発症リスクが高まると言われています。
日本人の 65歳以上の認知症は推計で約600万人とか、今後は高齢化につれて約700万人になるとも聞いています。
認知症には、アルツハイマー型や、レビー小体型など 何種類かあるようで、私の身近な人もこれらの症状の人がいます。
病気になってしまうのはどうしょうもないので専門医に任せるしかないのですが、日頃から脳の衰えを防ぐための方法は、いろいろ言われていますので、自分にできる範囲で脳を若く保つための習慣について列記します。
これらを頑張りすぎない範囲で取り入れていますので、みなさんもできる範囲でやってみてはいかがでしょうか?
適度な運動をする
有酸素運動や筋力トレーニングは、脳の血流を増加させ、記憶力や認知機能を向上させる効果があります。
毎日少なくとも30分の運動を心がけましょう。
ちなみに私の場合、運動は軽くて散歩程度。週に2,3回はジョグウォーキングを 約50分(消費カロリー:300~400kcal)。筋トレは週に1回程度しています。
もちろん ストレッチは身体の硬い私には必須の重要トレーニングなので、ほぼ毎日しています。
バランスの取れた食事を摂る
脳には栄養素が必要であり、特にオメガ-3脂肪酸やビタミンB群などが脳の健康に良い影響を与えます。
魚、ナッツ、種子、果物、野菜などをバランスよく摂取するようにしましょう。
ついでの話ですが、中高年はどうしても太りがちに、メタボになりがちです。私の経験からですが糖質のとりすぎが原因なので、間食や炭水化物は意識的に減らすように心がけています。
十分な睡眠をとる
睡眠不足は脳の機能を低下させるだけでなく、記憶力や注意力の低下をもたらします。毎晩充分な睡眠時間を確保し、質の良い睡眠をとるように心がけましょう。
年齢と睡眠時間の関係については専門家の情報をみていただければいいですが、高齢になると朝が早くなります。よって夜は早く寝ることと、同じ時刻に就寝する習慣が必要です。
ストレスを適切に管理する
ストレスも脳の健康に関係しています。長期間の慢性的なストレスは脳の神経細胞に悪影響を与えることがあります。
リラックス法やストレス解消の方法を取り入れ、心身のリフレッシュを図るようにしましょう。
人によっては、いろいろな趣味がストレス解消法になっていると思いますが、簡単にできることがいいです。軽い運動や柔軟体操、或いは人とのおしゃべりがストレス解消という人もいるでしょう。気持ちがスッキリできる健康的な方法を探してみてください。
脳を刺激する活動を継続する
パズルやクイズ、読書、新しいスキルの学習、新しい経験など、脳を使う活動を積極的に行うことで、脳の柔軟性を維持し、認知機能を向上させることができます。
新しい経験と言えばいろいろ考えられますが、簡単な例としては初めての場所を訪れるなんてこともあります。散歩でもいつもと同じ場所以外を歩いてみることもいいようです。理想ではあるのですが、行ったことのない場所を尋ねる旅行などができればいいでしょうね。
これらの習慣を取り入れることが脳の健康を維持するにはいいと思います。
自分なりに続けられることをみつけて、毎日の生活に取り入れてみてください!