「やる気」があってやるのではない、やるから「やる気」が出る

主に勉強と仕事の話です。

やる気が出ない。。。。

だれもが経験することです。勉強、仕事、面倒な雑用 等々。

一方 遊びはやる気満々で、いつでもすぐにできる。

これは元々やりたいことだから誰に言われなくてもやる。ここでは やる気 云々など誰も言わない。

やりたくない事でやる気が出ないのは、ごく当たり前であって、一生掛かってもやる気なんて起きない。

やる気が出ないので困っているというのは変な理屈です。当たり前のことなんで。

じゃどうするの?

仕事で言えばよくわかるはずですが、やる気があるから やるのではないですね。やらざるを得ない状況で、シブシブやり出した結果、いつの間にかやれている。。。やり出したら、思っていたほど「苦」ではない。。。

誰しも日常茶飯事で経験していることです。

やっているうちに 「やる気が出ている 自分がいる」

 

自己啓発の本やセミナーなんかでは、よく慣性の法則とか言って、

「最初の負荷は大きいが、一旦動き始めたら負荷は少なくても動き続けられる。だから最初に勢いをつけてやり始めよ」

とか言われますね。

私もその通りだと思いますし、何も間違っていない事です。

但し、これでは最初に大きな覚悟やモチベーションが要りますし、こういうやる気はそんなに頻繁に起きないと思います。
それが日常茶飯事にできるならだれも苦労はしないです。
「ようし!やるぞ!やってやる!」とかそこまで身構えて勢いをつけるのはしんどいです。

そうでなくてもいいと思います。ポイントはやり始めることが大事だと思うので、

簡単にできることから始めればいい。。。

そして無理なくやれることをやり続ければいい。。。

知らないうちに ノッてきている自分に気づくまで。。。

 

勉強で言えば、とにかく机に向かう、机の上を掃除する、参考書・問題集・ノートを開く、参考書を音読する。下線を引く。。。等々。

ハードルの低いところからやり始めるのがミソで、最低限の根性だけ持って脱線しないように続けていくと、いつの間にかノッてきている自分がいると思います。

何もしないよりはるかにましで、本当に気分がいいです。
そして出来うる小さな目標(今日はここまでやろう、できなくても目だけは通しておこう等)が定まって、これができれば 第一目標達成です。

もちろん明日も続けて、できるレベルからやってください。日が変わると気分が変わるのも要注意です。

やれば やる気はまた出てきます。

習慣化するまで、レベルを下げてでもやり続ける。。。

これでもはや成功したも同然です。。。 継続は力なり。